JavaScript | Uncaught TypeError: Cannot set properties of undefined エラーの原因と修正案

2023-01-29JavaScript エラー,JavaScript

JavaScriptで発生するコンソールエラー「Cannot set properties of undefined」の原因と対処・修正案について紹介しています。

Uncaught TypeError: Cannot set properties of undefined ～
キャッチされていない型エラー: 未定義のプロパティを設定できません

Cannot set properties of undefined エラーの発生原因

「Cannot setproperties of undefined」というJavaScriptのエラーは未定義の参照先に対してプロパティを設定しようとした際に発生するエラーです。

このエラーはキャッチされていない型エラー（Uncaught TypeError）に分類されています。

例えば、以下のように型が指定されていない変数を参照してプロパティを設定しようとするJSコードを実行する場合にエラーは発生します。

let data
data.name = 'Aplee'
// Uncaught TypeError: Cannot set properties of undefined ～

プロパティを追加できない型が指定されている場合は、undefinedを返します。

let data = ''
data.name = 'Aplee'
console.log(data.name)
// undefined

また、未定義の参照先にプロパティを代入しようとした場合は、「Cannot read properties of undefined」というエラーが発生します。

let data
console.log(data.name)
// Uncaught TypeError: Cannot read properties of undefined ～

Cannot set properties of undefined エラーの修正案

「Cannot setproperties of undefined」エラーを修正するには、プロパティを設定しようとしている変数がプロパティを持つ型として定義されているか確認して修正する必要があります。

let data = { name: 'Apple' }
data.name = 'Aplee'
console.log(data.name)
// Aplle