Windows10 | グラボが壊れたと思った時に試したい事、改善・解決案
Windowsパソコンでグラボが壊れたと思った時に、実際試してみて状況が改善された事の覚え書きです。
問題が発生して解決したのは1年ほど前の事になりますが、最初は画面のカクつきからプチフリーズ、フリーズ、果てはブルースクリーンまでが発生しだしました。
原因を調べるとどうやら、グラフィックボード(NVIDIA GTX460)とそのグラフィック ドライバが原因である事がわかり、状況の改善・解決に至っています。
この問題はOSのバージョン、CPUの型番、グラフィックボードの型番やそのドライバなど多く関係の中で発生しうるひとつの事象に過ぎません。
しかし、NVIDIA GTX460というとても古いグラボと、当時のCPUは内蔵GPUがまだないはずなので同じような条件で、同じ問題に遭遇する人も少なくないかもしれません。
OS:Windows10 Pro 64bit
CPU:Core i7 980X
GPU:NVIDIA GTX460
フリーズ時のイベントログ
「イベント ビューアー」で確認したフリーズ時のイベントログは以下のものです。
ログの名前: System
ソース: Display
日付: 2021/11/21 0:23:09
イベント ID: 4101
タスクのカテゴリ: なし
レベル: 警告
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: DESKTOP-HDMIPOD
説明: ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。
イベント XML: 4101 0 3 0 0 0x80000000000000 28675 System DESKTOP-HDMIPOD nvlddmkm
イベントIDは「4101」、レベルは「警告」です。
ブルースクリーン時は「以前のシステム シャットダウンは予期されていませんでした。」というイベントID「6008」、レベル「エラー」も発生しています。
これは予期せぬシャットダウン後の再起動後には必ず出るやつなので参考にならない。
フリーズ時の挙動
しばらく検証をしながら、プチフリーズからフリーズが発生する時はグラフィックボードのメモリが激増していってパンクしている事が確認できました。
グラフィックボードのドライバを無効にしたら正常に戻った
とりあえず、フリーズの発生を防ぐ為に「デバイス マネージャー」にてグラフィックボードのドライバを無効にしました。
内蔵グラフィックスは搭載されていないCPUでしたので、グラボを交換するまでは最悪CPUだけの力で出せる映像出力(セーフティモードの低解像度のやつ)で耐えるしかないと。
しかし、グラフィックボードのドライバを無効にするとWindowsに標準搭載されている「Microsoft 基本ディスプレイ ドライバー」が積んでいるグラボを正常に動かしてくれるようになりました。
「Microsoft 基本ディスプレイ ドライバー」とは、グラフィックボードのドライバがまだインストールされていない時に代用互換ドライバとして用意されているやつです。
要は、グラフィックボード本体には問題はなく、そのドライバに問題があったという事のようです。
グラボの性能アップの必要性はなかったので同じものに交換しようと考えていましたが、そうしていたら問題は解決されないまま、単に同じ古いグラボが2個になるだけだったと思います。
10年前のグラボなのに5000円とかするので助かりました・・・
支障は少ないけど、ない訳ではない
「Microsoft 基本ディスプレイ ドライバー」でも殆ど支障がない事から当面そのままにしていました。
殆ど支障はない、といっても再起動後はセーフティモードのあの低解像度の状態で起動してしてしまい、その影響でWindowsの起動に結構な時間がかかる上に、普通の解像度に戻すにはグラボのドライバを一旦有効にして無効に戻すという作業が必要になりました。
唯一の救いは殆どWindowsの再起動、パソコンの電源を入れ直す事をしていない、という事でした。
グラフィックボードのドライバを入れ直す
エラーの発生するドライバはWindowsでの更新では当然最新版でエラーとなる状態です。
これを正常に機能する安定版的なバージョンに入れ替えたいと思っています。
NVIDIAドライバダウンロードから探せば良いのかな。
ここまで記事は書いたものの、まだやっていません。
HPのサポートページで気になる情報があったので、そちらを先に検証してみたいかも、と考えています。
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