Windows11 | バッテリーの容量、劣化状況を確認する方法

2022-11-05Windows11 バッテリー,Windows11

Windows11 | バッテリーの容量、劣化状況を確認する方法

Windows11PCでバッテリーの容量、劣化状況を確認する方法を紹介しています。

確認環境
  • HP ノートパソコン HP 17s
  • OS Windows11 21H2

Battery reportでバッテリーの容量、劣化状況を確認する

PowerShellやコマンド プロンプトからコマンド「powercfg /batteryreport」を実行して「Battery report」ファイルを作成します。

powercfg /batteryreport

コマンドを実行すると「Battery report」ファイルがユーザーフォルダ以下に作成されます。

C:\Users\ユーザー名\energy-report.html

HTMLファイルですので、Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどのブラウザで開いて内容を確認する事が可能です。

バッテリーの劣化状況を確認するには「Battery capacity history(バッテリー容量履歴)」の項目を確認します。

日本語で情報を表示したい場合は、ブラウザの翻訳機能を使います。

バッテリーリポートを日本語で表示
バッテリーリポートを日本語で表示

いくつかの項目で「DESIGN CAPACITY(設計能力)」が表示されていますが、これがバッテリーの基本仕様としての最大充電容量になります。

過去のバッテリー充電状況が確認できますので「FULL CHARGE CAPACITY(フル充電容量)」 「DESIGN CAPACITY(設計能力)」の値を比較していきます。

バッテリーの劣化状況を確認する
バッテリーの劣化状況を確認する

上記キャプチャ画像では、まだ購入したばかりのPCですので「FULL CHARGE CAPACITY(フル充電容量)」 「DESIGN CAPACITY(設計能力)」の値に乖離はありませんが、長く使っていけばバッテリーの劣化により「FULL CHARGE CAPACITY(フル充電容量)」の値が減っていきます。

「FULL CHARGE CAPACITY(フル充電容量)」 「DESIGN CAPACITY(設計能力)」の半分程度になっている場合は、バッテリー交換も検討するべきかもしれません。

CPUID HWMonitorでバッテリーの容量、劣化状況を確認する

より簡易的ですが、Windowsで使えるフリーソフト「CPUID HWMonitor」でもバッテリーの設計容量、充電容量を確認する事が可能です。

HWMONITOR | Softwares | CPUID

CPUID HWMonitorでバッテリーの劣化具合を確認する
CPUID HWMonitorでバッテリーの劣化具合を確認する

Battery reportと同様に「Desined Capacity)」「Full Charge Capacity」 の値を比較して劣化具合を確認します。

メーカーアプリでバッテリーの状態を確認する

各PCメーカーのアプリケーションでバッテリーの状態を確認する機能が備わっているものもあるかと思います。

当方は確認不足ですが、プリインストールされているメーカーアプリがある場合は、一度チェックしてみても良いかもしれません。