Windows11 | 電源モードの違い、トップクラスの電力効率とは

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Windows11 | 電源モードの違い、トップクラスの電力効率とは

Windows11での電源モードの違い(ノートパソコン版)について紹介しています。

確認環境
  • HP ノートパソコン HP 17s
  • OS Windows11 22H2

電源モードは3種類、それぞれの違い

電源モードとは「Windows設定」「システム」にある「電源とバッテリー」にて選択・変更する事が可能な、PCの消費電力とパフォーマンスを調節できる設定項目です。

Windows11の電源モード設定
Windows11の電源モード設定

3種類のモードが用意されていてWindowsバージョン 22H2現在、選べるモードは「トップクラスの電力効率」「バランス」「最適なパフォーマンス」となっています。

※ ノートパソコンの場合。デスクトップPCは別の名称、追加の種類がある可能性があります。

各項目名から、モードの内容がつかみにくいですが以下のような設計になっています。

電源モード概要旧名称
トップクラスの電力効率省エネを優先するモード省電力モード
バランス(デフォルト)バランス、デフォルトで設定されているモードバランスモード
最適なパフォーマンスアプリなどのパフォーマンスを優先するモードパフォーマンスモード
Windows11の電源モード

この電源モードは以下のような影響があります。

  • エネルギーセーブ(省電力)モード: エネルギーセーブモードでは、コンピュータの電力消費を最小限に抑えるために、CPUやディスプレイのパフォーマンスが制限されます。これにより、バッテリー駆動のノートパソコンではバッテリー寿命を延ばすことができます。
  • バランス(標準)モード: バランスモードでは、電力消費とパフォーマンスのバランスを取ります。CPUやディスプレイの動作は通常の設定で行われ、一般的な使用状況に適しています。
  • パフォーマンスモード: パフォーマンスモードでは、最大のパフォーマンスを実現するために、CPUやディスプレイなどのリソースが最大限に活用されます。これにより、高負荷のタスクやゲームなどの要求の高い作業を行う際に最適な状態になりますが、電力消費が増えることになります。