10年間、PCの電源を入れっぱなしにしてきた結果

2020-09-162020-09-17Windows10,PC

無問題。

PCについて「電源入れっぱなしの方が良い」「不使用時はシャットダウンするべき」など色々考えがあるものと思います。

勿論、ノートパソコンとデスクトップパソコンでも見解も違うでしょうし「入れっぱなしの方が良い」とは考えていなくても「面倒で電源入れっぱなしにしている」というひとも少なくないでしょう。

かくいう私も「電源入れっぱなしの方が良い」というよりは電源を落とすのが面倒なだけ感がありました。

今年で10年 HPアイシテル

今、メインに利用しているPCは、Core i7 980Xが発売された年（2010年）か翌年にHewlett PackardさんのWEBショップからカスタマイズ購入しましたので、今年で10年くらい。

スペックは以下の通り。

当時としてはそれなりのスペック・価格でしたので、5年以上は使いたいと思っていましたが、10年超えても未だ不満なく使えているのは助かっています。

今どきのスペックのゲームや動画編集などをやらないのであれば、まだ4～5年は平気そう。

Hewlett PackardってPCメーカーとしてイメージ的に好きだったのですが、イメージだけでなく素敵だったってことでファイナルアンサー。

あ、一緒に購入したMITUBISHIのモニターも特に劣化も感じさせず普通に元気です、やるなMITUBISHI。

10年間、ほぼ電源入れっぱなし

さて、電源の入れっぱなし具合としましては「10年間、ほぼ電源入れっぱなし」状態となっています。

電源を落としたことがあるのはWindowsアップデートでの再起動、PCの掃除時や引越しした時くらいなので、おそらく99％で電源が入っています。

ちなみに起動中の7割くらいは、スリープ状態にもしていません。

10年間でPCパーツの破損はHDDのみ

4年ほど前に真夏にPCの掃除もサボったまま、PC内の温度が高いことに気付かず重い処理をフル稼働で酷使した結果、HDDが焼け破損しました。

HDDの交換も考えましたが、取り敢えずSSDの容量にまだ余裕がありましたので、そのまま使っています。

HDDの平均寿命はもっと短いとされていますが、それよりもHDDの破損は掃除や熱への対応を怠った自分の責任だったと思っています。

電源ユニットも冬場に異音がしたりと劣化してきているかな感はありましたが、いつぞやの掃除のあとからは異音もなくなり元気になりました。
掃除不足が問題だったのかもしれません。

結局、電源は入れっぱなしでも問題ない？

同じスペック・同じ使用内容で、電源入れっぱなしにした場合と、こまめにシャットダウンした場合とで比較することは現実的ではないですし、どちらが良いという結論ではありません。

しかし、少なくとも「電源は入れっぱなしでも問題ない」ということで良いのではないでしょうか。

10年間、電源入れっぱなしで、破損はHDDのみであったのなら不満はないはずです。

自分はスリープにもしないような使い方をしてきましたが、スリープをちゃんと利用するのであれば、電源のオンオフ時に大きく電力を使うパソコンなので、パソコン使わない時間が長い人以外は、電気代もこまめにオンオフするより「電源は入れっぱなし」の方が安くなる可能性もありそうです。

まだ、電源のオンオフ時に電源ユニットやその他パーツにかかる負荷が大きいとすれば、各パーツの寿命も電源入れっぱなしの方が長くなるかもしれません（いや、それはどうだろう）。

なんにせよ、パーツが破損してしまうというのは「電源入れっぱなし」「不使用時はシャットダウンする」による違いに関係なく壊れるときは壊れるというところでしょうか。

10年間使ってきて振り返る

当時は無駄に奮発してしまった感のあった出たばかりで高価だったIntel Core i7 980Xの搭載。

確かに980Xにする必要はなかったですが、電源ユニットにしろ、メモリにしろビデオカード、HDDもSSDも、スペックや容量が足りなくなったり、破損したら交換しやすいパーツより、やはりそう簡単に交換とはいかないCPUをそこそこのスペックにしておけば、ひとつのパソコンを長く愛用できるのではないでしょうか。

次購入するメインPCも、CPUだけはそれなりのものを、と考えています。