Visual Studio Code | 再起動をショートカットキーに登録する設定
Visual Studio Code(VSCode)でウィンドウの再起動をショートカットキーに登録する手順を紹介しています。
VSCodeは拡張機能の設定を変更した場合など、再起動が必要になる場面も多いですので、是が非でも再起動をショートカットキーで実行したくなります。
新規ウィンドウを開くなどのショートカットキーも使えますが、開いているファイルを継承してくれませんし、閉じる操作も必要になりますので、やはりウィンドウの再起動を手早く実行したいところです。
ウィンドウの再読み込みのショートカットキー
登録する手順と記していますが「ウィンドウの再読み込み」はデフォルトで一般的な再起動のショートカットキー「Ctrl+ R」に登録されています。
ですが「最近開いた項目」(フォルダ、ファイルなど)のショートカットキーも「Ctrl+ R」が登録されており、こちらの方が(いつでも状態になっていて)優先度が高いですので「Ctrl+ R」で「ウィンドウの再読み込み」が実行される事はありません。
ですので「ウィンドウの再読み込み」のショートカットキーを変更するか、または「最近開いた項目」のショートカットキーを変更するかする必要があります。
「最近開いた項目」もVScodeに慣れてきたら便利そうな機能ですので、あまり変更したくありませんが「Ctrl + Alt + R」が空いていましたので以下のように変更しました。
コマンド名(command)、デフォルトのキー(key)、条件(いつ、when)です。
コマンド名 | キー | いつ |
---|---|---|
最近開いた項目 workbench.action.openRecent | Ctrl + Alt + R | ー |
ウィンドウの再読み込み workbench.action.reloadWindow | Ctrl + R | ー |
ショートカットキーは「キーボードショートカット」から変更できますが「いつ」(when)の部分が変更できない、できるかもですが方法を知りませんので「keybindings.json」に変更するショートカットキーのJSONデータを追加しました。
※コンテキストメニューから簡単に「いつ(when)」の設定を編集できる事を知りました。
「keybindings.json」は「キーボードショートカット」を表示中の右上にあるアイコンから開けます。
アイコンの説明は「キーボードショートカットを開く(JSON)」です。
「keybindings.json」を開いたら「最近開いた項目」と「ウィンドウの再読み込み」のショートカットキー変更データを追加します。
上記の通りの変更内容でしたら、以下のようなJSONを追加します。
{
"key": "ctrl+alt+r",
"command": "workbench.action.openRecent"
},
{
"key": "ctrl+r",
"command": "workbench.action.reloadWindow"
}
新しいショートカットキー「ctrl+alt+r」に「最近開いた項目」の「"command": “workbench.action.openRecent"」を指定。
「ctrl+r」には「when」の指定なしで「ウィンドウの再読み込み」の「"command": “workbench.action.reloadWindow"」を指定して上書きしています。
これで、ショートカットキーも「Ctrl+ R」でVisual Studio Code(VSCode)を再起動する事ができるようになりました。
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