jusched.exe Java Update Schedulerの必要性や無効化など

2021-06-20Windows プロセス

jusched.exe Java Update Schedulerの必要性や無効化など

jusched.exeはPC内にあるJavaのアップデートを行うプロセスファイルです。

jusched.exe Java Update Scheduler

jusched.exeというファイル名は一見Java関連のファイルなのかわかりにくくどうしてこうなった感はありますが、Java Update Schedulerから頭文字をとってJavaの「j」、Updateの「u」、Schedulerから「sched」と合わせたものになっています。

jusched.exeの詳細情報

ファイル名jusched.exe
ファイルの場所C:\Program Files (x86)\Common Files\Java\Java Update
ファイルサイズ573KB
ファイルの説明Java Update Scheduler
製品名Java Platform SE Auto Updater
著作権Copyright © 2017
デジタル署名Oeacle America, Ink
元のファイル名jusched.exe
プロセスの概要Javaのアップデートを行うプロセスファイル

jusched.exeはJavaのアップデートに関するスケジュール実行を行う為のプロセスファイルです。

この実行ファイルはWindowsの起動に必要なコンポーネントではありませんが、Javaで動作するアプリケーションを利用している場合はJavaのインストール及び定期的なアップデートが必要なので重要な実行ファイルになります。

Java Update Schedulerをスタートアップから無効化する

Java Update SchedulerはJavaをインストールすると同時にダウンロードされ、Windowsスタートアップに登録されるプロセスファイルです。

Javaをインストールしている以上は、セキュリティの面から定期的なアップデートが推奨されるので手動で定期的にアップデートするかJava Update Schedulerを有効化してアップデートの有無を確認する必要があります。

Javaのアップデートの殆どはJavaのセキュリティ部分ですので、インターネットに接続していなかったりJavaを手動で定期的にアップデートするのであれば、Java Update Schedulerは無効化しておいても問題ありません。

Javaの手動更新方法

Java Update SchedulerによるJavaの更新通知は、Windows起動後に表示される事やその頻度から敬遠されがちです。

それでも定期的な更新の必要性も高いので、Java Update Schedulerは止めて、手動で定期的に更新しているユーザーも多くいらっしゃると思います。

Javaを手動で更新する方法はWindows検索(koruna検索)で「Java」と入力すると、「更新の確認」という検索結果が見つかるので、クリックします。

Javaの更新の確認

「更新」タブに「今すぐ更新ボタン」があるので、ここで手動更新を実行する事が可能となっています。

Javaの手動更新

また、 無料Javaソフトウェアをダウンロード にて、最新版をダウンロードする事も可能です。

Javaの必要性

利用しているアプリケーションの中でJavaを必要とするものが無い限り、JavaをPCにインストールしておく必要はありません。

Javaを必要とするアプリケーションで多いのは、PCのゲームアプリ(オンラインゲームなど)が有名で一部のWEBサイトでもJavaを必要とするコンテンツが存在します。

現在の環境でJavaが必要かどうかわからない場合は、インストールされていない状態でJavaを必要とするアプリケーションを起動しようとするとJavaをインストールする為の案内が出るので、一度Javaをアンインストールしてみて、様子をみるのも手段だと思います。

Java Update Schedulerのアンインストール

Java Update Schedulerは単体でアンインストールする事は出来ません。

このファイルはJava本体をアンインストールする事で一緒に削除されます。

Java本体をアンインストールしてもWindowsの起動には影響しないので、必要に応じて再インストールすれば問題ありません。

jusched.exeが重い、CPU使用率が高い

jusched.exe自体のプロセスファイルがCPU使用率を大きく消費したり、ディスク使用量が大きくなったりするケースは殆どなさそうです。

Javaの起動自体は本体の実行ファイル「javaw.exe」になっていて、こちらがCPU使用率やディスク使用量が100%近くと限界まで達しPCの動作が重くなってしまうケースは結構あるようです。

jusched.exeがウィルスやマルウェアの可能性

Javaの脆弱性を利用したウィルス・マルウェアソフトは多く、インターネット上でもその危険性や更新の重要性をテーマとしたページは多く存在しますが、Java本体や関連ファイル名を偽ったマルウェアソフトの情報はなかなか見つかりません。

これらのJava関連ファイルは全てデジタル署名されたソフトですので、ウィルス・マルウェアソフトであるかどうかの可能性は、プロパティでデジタル署名欄やファイルの場所、ファイルサイズなどを参考に判断可能となっています。