Atom | 日本語入力時のスペルチェックエラー(赤い下線)をどうにかする方法
Atomで新規ファイル時やtxtファイルにて編集している際に、日本語入力時には赤い下線が表示されます。
これはAtomのコアパッケージ「spell-check」のスペルチェック機能が日本語に対応いない為で、日本語文のほぼ全てがスペルミスとして反映されてしまうからです。
これを回避する為の手段として「spell-checkパッケージを無効する」「直太(naota)さんのlinter-spell-cjkを使ってみる」「スペルチェックが行われないファイル拡張子で編集する」あたりの方法があります。
あとは「スペルエラーのアンダーライン(赤い下線)のデザインをカスタマイズする」という方法なども紹介していきます。
スクリプトコードなんかでは元々「spell-check」は無効になっているので余り困った事はありませんが、ペッとメモを取る時などに遭遇するスペルチェックの赤い下線、色はテーマによるのかな。
spell-checkパッケージを無効する
日本語のスペルチェックを無効化する為に、苦手な英文のスペルチェックも無効にしてしまうのはちょっと悩ましいですが一番現実的な方法とも言えます。
英文(英語)のみをスペルチェックしてくれる代わりのパッケージでもあると良いのですが・・。
spell-checkパッケージを無効化するには「ファイル」ー「環境設定」から「Settings」を開いて「パッケージ」にアクセス、「spell-check」を検索してリストから「無効にする」を選択します。
直太(naota)さんのlinter-spell-cjkを使ってみる
調べてみたところ、直太(naota)さんという方が日本語のスペルチェックを外すパッケージを作成されていました。
自分の環境下では上手く機能しませんでしたが、これが機能してくれると現状一番良いかもしれませんので、一度試してみるのも良いかもです。
スペルチェックが行われないファイル拡張子で編集する
新規ファイルの未保存時のuntitled状態や、.txt拡張子ではスペルチェックが行われますが、例えば.htmlなどのコードファイルの拡張子だとスペルチェックは行われません。
※それぞれの言語に対応したスペルチェック拡張パッケージを入れている場合は不明。
英文もスペルチェックされないので、結果的に「spell-check」を無効化しているのと同じことになってしまいますけど。
スペルエラーのアンダーライン(赤い下線)のデザインをカスタマイズする
赤い破線だと目立つので、Atomの個人設定スタイルシートのstyles.lessからCSS(LESS)でスペルエラーのアンダーラインをカスタマイズする事で目立たなくする方法になります。
スタイルシートは「ファイル」ー「テーマ」の「Atomはスタイルシートで編集してスタイルを変更することもできます。」から「styles.less」にアクセスする事が可能です。
「styles.less」に以下を追記します。
atom-text-editor::shadow .spell-check-misspelling .region {
border-bottom: 1px dashed #32cd32;
}
スペルエラーのアンダーラインのセレクタの指定は海外のコミュニティから拝借したもので把握していません、動きゃあいい・・。
まず、上記の下線を細く1pxにして赤からライトグリーンに変更してみたスタイルシートを適用するとこんな感じになりました。
赤の下線よりは視覚的に良いかなと思います。
日本語の辞書を登録する方法は?
調べてみたところ、専用のパッケージや対応する「spell-check」に日本語辞書は見つかりませんでした。
単語毎に個別に登録していく方法はあるみたいですので気になった人は調べてみて下さい。
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